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あいかわらずのほぼ日ファンな日々です。
木曜日のフィンランドおじさんの写真がもうやばすぎて、
ひとりでヤバイと叫んでしまう。
昨日の吉本隆明コンテンツ、
「ほんとうの考え」
の第五回の対談を読んでいると、
ふと中学校のときの国語の教科書に載っていた詩が頭をよぎる。
アイワズボーンと繰り返し呟きながら眠りにつく。
今日仕事から帰ってきて、
ネット社会とは便利なもんで検索するとすぐ出てきた。
著作権なんかはしらねーす。
I was born/吉野弘
確か 英語を習い始めて間もない頃だ。
或る夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと 青い夕靄の奥から浮き出るように 白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。
女は身重らしかった。父に気兼ねをしながらも僕は女の腹から眼を離さなかった。頭を下にした胎児の 柔軟なうごめきを 腹のあたりに連想し それがやがて 世に生まれ出ることの不思議に打たれていた。
女はゆき過ぎた。
少年の思いは飛躍しやすい。その時 僕は〈生まれる〉ということが まさしく〈受身〉である訳を ふと諒解した。
僕は興奮して父に話しかけた。
——やっぱり I was born なんだね——
父は怪訝そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した。
——I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね——
その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。 僕の表情が単に無邪気として父の眼にうつり得たか。それを察するには 僕はまだ余りに幼なかった。僕にとってこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだから。
父は無言で暫く歩いた後 思いがけない話をした。
——蜉蝣(かげろう)という虫はね。生まれてから二、三日で死ぬんだそうだが それなら一体 何の為に世の中へ出てくるのかと そんな事がひどく気になった頃があってね——
僕は父を見た。父は続けた。
——友人にその話をしたら 或日 これが蜉蝣の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。説明によると 口は全く退化して食物を摂るに適しない。胃の腑を開いても 入っているのは空気ばかり。見ると その通りなんだ。ところが 卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっそりした胸の方にまで及んでいる。それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとまで こみあげているように見えるのだ。淋しい 光りの粒々だったね。私が友人の方を振り向いて〈卵〉というと 彼も肯いて答えた。〈せつなげだね〉。そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ。お母さんがお前を生み落としてすぐに死なれたのは——。
父の話のそれからあとは もう覚えていない。ただひとつ痛みのように切なく 僕の脳裡に灼きついたものがあった。
——ほっそりした母の 胸の方まで 息苦しくふさいでいた白い僕の肉体——。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
コーヒープリンス一号店を見終わる。
アイワズボーンのせいか何かしらないけれど、
完全に心動かされてしまった。
キュンキュンしたければ是非是非。
あ
全然違う目線で見れば
「儒」の再構築っつうか
道徳観つうか
なんせそうゆうのが垣間見れる楽しさもある
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
友達に薦めてもらった、
岡本太郎『今日の芸術』を読んでいます。
まだ途中なんですが既に何回か鳥肌もんです。
実は岡本太郎という存在は太陽の塔作って、
爆発だ!って言ってたくらいの知識しかないです。
明日の神話を知ってどうしても見たくて、
見に行って。
その間、見る前、見た後、んで今も、知る前からもか。
なんか流れがいいのです。
今日の芸術も価値観をぶっ壊すような感じではなく、
価値観の再確認作業のようで、じーんとする感じですが、
まだ最後まで読んでないから、ここまでにしときます。
でまた東京に想いを馳せる…
秋には行こう。
あと最近読んでおもしろかった本
日本の安心はなぜ消えたのか/山岸俊男
ザ・チョイス/エリヤフ・ゴールドラット
バビロンまで何マイル?/川原泉
珍遊記/漫☆画太郎
川原泉と漫☆画太郎、おもろすぎです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
最近見つけた、PEdAL.E.Dっていうブランド。
既にソールドアウトなアンクルベルトがかっこよすぎる。
一昨日いちおうあれなんで映画の売り上げの一部をカンパとして振り込んできました。
あらためて来てくれた人どうもありがとう。
そして今日は友達のクラブ兼バーがオープンなのでパウワウに後ろ髪ひかれつつ、
DJstwin&DJカプチーノに楽しませてもらってきます。
みなさまよい夜を!!!
パクった。
すぐパクった。
今、kuniyuki takahashi aka koss / Rain Of Ocean
あもう五月だねー!!!
イキトシイケルモノ
ビフォー
アフター
木曜日のフィンランドおじさんの写真がもうやばすぎて、
ひとりでヤバイと叫んでしまう。
昨日の吉本隆明コンテンツ、
「ほんとうの考え」
の第五回の対談を読んでいると、
ふと中学校のときの国語の教科書に載っていた詩が頭をよぎる。
アイワズボーンと繰り返し呟きながら眠りにつく。
今日仕事から帰ってきて、
ネット社会とは便利なもんで検索するとすぐ出てきた。
著作権なんかはしらねーす。
I was born/吉野弘
確か 英語を習い始めて間もない頃だ。
或る夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと 青い夕靄の奥から浮き出るように 白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。
女は身重らしかった。父に気兼ねをしながらも僕は女の腹から眼を離さなかった。頭を下にした胎児の 柔軟なうごめきを 腹のあたりに連想し それがやがて 世に生まれ出ることの不思議に打たれていた。
女はゆき過ぎた。
少年の思いは飛躍しやすい。その時 僕は〈生まれる〉ということが まさしく〈受身〉である訳を ふと諒解した。
僕は興奮して父に話しかけた。
——やっぱり I was born なんだね——
父は怪訝そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した。
——I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね——
その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。 僕の表情が単に無邪気として父の眼にうつり得たか。それを察するには 僕はまだ余りに幼なかった。僕にとってこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだから。
父は無言で暫く歩いた後 思いがけない話をした。
——蜉蝣(かげろう)という虫はね。生まれてから二、三日で死ぬんだそうだが それなら一体 何の為に世の中へ出てくるのかと そんな事がひどく気になった頃があってね——
僕は父を見た。父は続けた。
——友人にその話をしたら 或日 これが蜉蝣の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。説明によると 口は全く退化して食物を摂るに適しない。胃の腑を開いても 入っているのは空気ばかり。見ると その通りなんだ。ところが 卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっそりした胸の方にまで及んでいる。それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとまで こみあげているように見えるのだ。淋しい 光りの粒々だったね。私が友人の方を振り向いて〈卵〉というと 彼も肯いて答えた。〈せつなげだね〉。そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ。お母さんがお前を生み落としてすぐに死なれたのは——。
父の話のそれからあとは もう覚えていない。ただひとつ痛みのように切なく 僕の脳裡に灼きついたものがあった。
——ほっそりした母の 胸の方まで 息苦しくふさいでいた白い僕の肉体——。
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コーヒープリンス一号店を見終わる。
アイワズボーンのせいか何かしらないけれど、
完全に心動かされてしまった。
キュンキュンしたければ是非是非。
あ
全然違う目線で見れば
「儒」の再構築っつうか
道徳観つうか
なんせそうゆうのが垣間見れる楽しさもある
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
友達に薦めてもらった、
岡本太郎『今日の芸術』を読んでいます。
まだ途中なんですが既に何回か鳥肌もんです。
実は岡本太郎という存在は太陽の塔作って、
爆発だ!って言ってたくらいの知識しかないです。
明日の神話を知ってどうしても見たくて、
見に行って。
その間、見る前、見た後、んで今も、知る前からもか。
なんか流れがいいのです。
今日の芸術も価値観をぶっ壊すような感じではなく、
価値観の再確認作業のようで、じーんとする感じですが、
まだ最後まで読んでないから、ここまでにしときます。
でまた東京に想いを馳せる…
秋には行こう。
あと最近読んでおもしろかった本
日本の安心はなぜ消えたのか/山岸俊男
ザ・チョイス/エリヤフ・ゴールドラット
バビロンまで何マイル?/川原泉
珍遊記/漫☆画太郎
川原泉と漫☆画太郎、おもろすぎです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
最近見つけた、PEdAL.E.Dっていうブランド。
既にソールドアウトなアンクルベルトがかっこよすぎる。
一昨日いちおうあれなんで映画の売り上げの一部をカンパとして振り込んできました。
あらためて来てくれた人どうもありがとう。
そして今日は友達のクラブ兼バーがオープンなのでパウワウに後ろ髪ひかれつつ、
DJstwin&DJカプチーノに楽しませてもらってきます。
みなさまよい夜を!!!
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プロフィール
HN:
repibes a.k.a psychic*dub*forestman
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/06/22
職業:
山子
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