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不謹慎なことも込みで…
最初に心がざらついてたのは漠然とした不安から。
それから、どこかにある安心を見つける為に、不安から身を守る為に、
情報から離れられなくなった。
二三日たつととてつもない疲労感で思考がぐらつき、安定しなくなって、
いよいよ無力感や、虚無感でいっぱいになりそうになって、やっと情報の渦から離れられた。
普段から情報に飢えまくってて、しかも中毒してないなんて過信してたのが、こんなことにならないと自覚できない。情けなくてまた落ちたり。それでもなんとか冷静に日常に帰ろうとしてた所に例のやつ。
原発とその周辺の異なる意見。冷静に見極めたいと思いながらも、既に見聞きした話や、猜疑心が視界を狭くする。また情報の渦に引き込まれそうになる。そんなときに、気づいてしまったクソみたいな、信じられない思い。
また自分とは関係のない所で、ことがおこってしまった。
なにもしようのない状況で、なにかの行動を求められているような。
リアリティのない、正確な情報のない、身をもって体験できない災害、人災。
はじめは無力感と同じ感情だとおもっていたそれは、
人格を疑われるかもしれないけれど、疎外感だった。
たくさんの被災者の冥福は心から祈る。
でもその祈りはとても漠然と、暗い夜の空に呑み込まれどこにも届かない気がしてならない。
自分は何を祈り、何にがんばれっておもってるのかわからなくなる、この何も起こっていない此処では。
そして、そのうちにまた疎外感に浸食されて、自分が、なにもできない、わからない自分に不安になって、
頭の中の既に知っている情報に拠り所を求める。
そんなループから抜け出せなくて、正確ではないかもしれない情報を友達に押し付けたり、その正反対の情報に誠実さを感じて思い直したり、考えることをやめたり。
今はようやくいろんな身近な人の考えを聞けて冷静になれた。
冷静になって感じるのは自分の弱さと想像力の欠如、そして今回のことを自分にとってリアリティを持って行動できてる人達の存在。とその行動の影響力。よくも悪くも。
そして、今朝、ここに帰って来てずっとそばにいてくれた、励ましてくれた猫師匠が逝ってしまった。
最後の最後まで師匠らしく、自分にとってのリアリティのある死に触れさせてもらった、思い出させてもらった。
日々を共有して、感謝することがたくさんあって、笑わしてもらって、そんな存在がいなくなる悲しさ。
それが、その悲しさや思い出が万単位になるあの場所。この先に理不尽な悲しみがたくさん出てしまうかもしれないこと。師匠のおかげでほんの少しだけそれにリアリティが持てた。その暖かさと引き換えに。
感謝。
どうしていいかわからないけれど、
今思いついてないやり方ではあるかもしれないだろうけど。
間違ってるかもしれないけれど、
ようやく自分にも今回の地震とその関連の事故にたいする気持ちが整理されそうな感じ。
なんやけど、
寂しい夜だ。
すごくすごく。
寒い夜だ。
最初に心がざらついてたのは漠然とした不安から。
それから、どこかにある安心を見つける為に、不安から身を守る為に、
情報から離れられなくなった。
二三日たつととてつもない疲労感で思考がぐらつき、安定しなくなって、
いよいよ無力感や、虚無感でいっぱいになりそうになって、やっと情報の渦から離れられた。
普段から情報に飢えまくってて、しかも中毒してないなんて過信してたのが、こんなことにならないと自覚できない。情けなくてまた落ちたり。それでもなんとか冷静に日常に帰ろうとしてた所に例のやつ。
原発とその周辺の異なる意見。冷静に見極めたいと思いながらも、既に見聞きした話や、猜疑心が視界を狭くする。また情報の渦に引き込まれそうになる。そんなときに、気づいてしまったクソみたいな、信じられない思い。
また自分とは関係のない所で、ことがおこってしまった。
なにもしようのない状況で、なにかの行動を求められているような。
リアリティのない、正確な情報のない、身をもって体験できない災害、人災。
はじめは無力感と同じ感情だとおもっていたそれは、
人格を疑われるかもしれないけれど、疎外感だった。
たくさんの被災者の冥福は心から祈る。
でもその祈りはとても漠然と、暗い夜の空に呑み込まれどこにも届かない気がしてならない。
自分は何を祈り、何にがんばれっておもってるのかわからなくなる、この何も起こっていない此処では。
そして、そのうちにまた疎外感に浸食されて、自分が、なにもできない、わからない自分に不安になって、
頭の中の既に知っている情報に拠り所を求める。
そんなループから抜け出せなくて、正確ではないかもしれない情報を友達に押し付けたり、その正反対の情報に誠実さを感じて思い直したり、考えることをやめたり。
今はようやくいろんな身近な人の考えを聞けて冷静になれた。
冷静になって感じるのは自分の弱さと想像力の欠如、そして今回のことを自分にとってリアリティを持って行動できてる人達の存在。とその行動の影響力。よくも悪くも。
そして、今朝、ここに帰って来てずっとそばにいてくれた、励ましてくれた猫師匠が逝ってしまった。
最後の最後まで師匠らしく、自分にとってのリアリティのある死に触れさせてもらった、思い出させてもらった。
日々を共有して、感謝することがたくさんあって、笑わしてもらって、そんな存在がいなくなる悲しさ。
それが、その悲しさや思い出が万単位になるあの場所。この先に理不尽な悲しみがたくさん出てしまうかもしれないこと。師匠のおかげでほんの少しだけそれにリアリティが持てた。その暖かさと引き換えに。
感謝。
どうしていいかわからないけれど、
今思いついてないやり方ではあるかもしれないだろうけど。
間違ってるかもしれないけれど、
ようやく自分にも今回の地震とその関連の事故にたいする気持ちが整理されそうな感じ。
なんやけど、
寂しい夜だ。
すごくすごく。
寒い夜だ。
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プロフィール
HN:
repibes a.k.a psychic*dub*forestman
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1982/06/22
職業:
山子
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