死に向かう精神 心の動き 喜ぶ体

喜怒哀楽のある充実の旅でした。

一日目。
友達と朝御飯を食べ、
この旅、ひとつ目の目的、
明日の神話、おかもと太郎記念館。
アートに疎い自分でも明日の神話のでかさと物語性に圧倒される。
記念館ではいろんな作品にほっこりし、



午前様のビールと太陽の暖かさと友達の笑顔に満たされる。
ずっと続いてほしいと思う完璧な時間が流れた。
まあそんな欲望が湧いたからその反動で夜、かなり落ちる。

ふつか目。
四時半に起き、身支度をして渋谷へ。
二つ目の目的、豪雪ジャム行きのバスに乗り込む。
眠る。
起きる。
酒を進められる。
飲む。
酔う。
楽しい。




気づけば周りは雪景色でテンション加速。
お酒を進めてもらった人たちの友達とも乾杯して、
カーム、犬式、カーム、ダチャンボの至福の流れ。
ステージ前での刹那的な一体感。
跳ね踊る自分。
笑顔や抱擁。
地元のじいちゃんとの会話。
心地よい肌寒さや酔っぱらいの暖かい身体。
またもや完璧な時間が流れ、
夜には渋滞に巻き込まれたこともあり苛立ち、落ちる。

三日目。
お土産を渡すの忘れたことを伝えてたのと、
落ちてるのがばれてたこともあり朝御飯に誘ってもらう。
二日間の心の動きを話して、
シンプルになった思いも伝えて、
笑顔で別れられた。
まだまだ先は長いことを再確認させてもらったよ。
ありがとう。
今しばらく、
胸はって生活を続けるよ。



これまでの自分のテーマ。
自分の経験をどのように他者に理解してもらいシェアできるのかってこと。
決して押し付けではないように気を付けながら。
でも、押し付けないようにというのがそもそも驕り高ぶりでさ。
少しシンプルになれた気がする。
と同時に人のいやがりそうなことを予想してしないのじゃなく、
自分のしてあげたいことで他人に喜んでほしい、
矛盾してそうでしてないと思うんだ。
人のいやがりそうなことの予測も驕りでしかない、
ネガティブな気持ちだと思う。
緩しのシェア。
自分が他人を笑顔にできるっていう驕りを捨てたところにあるんだろうな。

輝ける笑顔を作り出したのは僕だったかも知れないし、
てんきのせいだったのかもしれない。ーFISHMANSー

一緒に居て笑顔になったことがシェアしてるってことなんだ。
シェアしたい経験や思いなんて人それぞれでさ。
なにかの媒介があって大切な存在が笑顔になる。
それでいいじゃないか。
自分が誰かの笑顔のきっかけ、
一部分になるだけで、
ていうか一部分なんだよ、
最後まで。

でもそれが人は独りでは生きていけないってことでさ。

でも二人でも生きていけないし、
三人でも、
十人でもないんだ、
キーワードは、

孤独の信仰

他者と繋がっていないから孤独なのではなく、
孤独だから他者と繋がりたくなるんだ。
そしてだれかと繋がれたあとも孤独は続いていく、
孤独を否定も肯定もしない、
孤独は常にそこに存在し、
俺たちにいろん問題提起を促す。
それを受け止め、
悩み、
答えを探しまた悩む、
その行為に神聖ささえ感じる。
すべての宗教の根本もここにあり、
生きることそのものだ。

ドラッグやセックスや音楽も媒介にすぎない。
その影響が強烈すぎるから、
二段飛ばし三段飛ばしで死に近づいた気になる。
でもそれを媒介にして万人に影響を与えた人間は数少ない。
ジョンレノン、ボブマーリー、ジェリーガルシア
仏陀やキリストのように遥か先までそのメッセージは伝わっていくんだろうか。
文字のない時代の口承伝達は失われつつある。
文字ができ大量のデータをアーカイブしている現代でも、
もしすべてのシステムが壊れることがあるなら失われてしまう。
自分達で自分達の死に収束していくしかないんだ。
孤独感と充足感の間に行われるすべての行動と結果に信仰を。

事実、
最先端都市にはコンビニよりもスタバやマクド、
人が集う場所が大量にある。
コンビニがあるのはむしろ地方の証拠だ。
こんなにあって供給過多じゃないのかと訪ねたけれど
むしろまだ足りないくらいだと…

すべての会話や行動はその人自身の死に収束していく。
物事は常に複雑そうでいてシンプルだ。
行動をとおして、すでにあるシンプルさを手にしていく。
しかしすでにシンプルなものだからといって、
そのシンプルさだけを強調するのは生きながら死んでいることと同じだ。

まだやらなくちゃならない。
そう死ぬにはまだ早い！

午後、三つ目の目的。
GOWEST、恵比寿へ。
想像してたよりこじんまりしてて
おっしゃれーじゃなく入りやすくて、
なのにかっこいい。
買い物するつもりはなかったけど、
久しぶりの衝動買い！
Gohempのワークパンツがかっこよすぎて試着したら買ってしまった(>_<)
次の給料日まで、遊ぶ金なくなっちゃった。
最近オープンした姉妹店も見てきた。
ハンモック2000の人たちが内装を手掛けてて、
趣味で集めてた廃材でデザインされててあったかい空間だった。
たまたま入った洋食屋のカレーがうますぎて最後までうれしい。

ほんまに予想をことごとく上回ってくれた旅で、
楽しいだけじゃなく、
本当の意味で充実してた。
予想を上回ったのはなぜか、
楽しいだけじゃなかったのはなぜか、
他人と一瞬でも繋がったから。
繋がりとは依存でも同化でもなく
他者との違いを発見すること。


足踏みしてても靴底は減るぜ

と高橋歩の本に書いてあった

足踏みもまた必然的にしなくちゃならないことだ。
ポジティブな言葉もそこに毒を孕んでる。
準備ができたらまた自然に歩きだすよ！
でも俺らがしてることは足踏みじゃないにしても、
大きな大きな一周を歩いてるだけだ。
俺はもうそこに疑いはない。

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体現すること
不安定さは悪ではないこと
安定さも悪ではないこと
思い込みにとらわれないこと
いずれ死ぬこと

今のところ忘れちゃいけないのはこれぐらいで、
あとは本能のままに！





いま:Pure Water In Deep River／JAPANESE SYNCHRO SYSTEM


あと想像でしかないけど、
今なら関東にすんでも大丈夫なような気がした。
すむ理由と職業さえあれば。
つかそれがあればみんな住むよね。
わかったつもりになって都会肯定や都会否定はなんの意味もないや。
でもまあ直感だけどそう思えたのは、
逆にまた田舎に住むことに意味をくれる気もするね。



TVタックル見てて思ったけど、
まー前から思ってたけど、
阿川佐和子どストライクすぎる！！！
決して熟女好きじゃありませんけどね！