ゆらゆらゆらめき ほくほくあったか きらきらひゅるん

軽井沢につくとすでにかまどと小さな炎
薪を川原に放り投げると
すぐちょうどいい焚き火になった
机や食材やろうそく
運び終えて火に当たる
かなり冷え込んだ昨日の夜
しばらく喋ってめいめいに
やりたいことをしはじめる
コーヒーを入れるひと
キッチン用の火を熾す人
人参の皮を剥く人
焼き芋の準備をするヒト

たくさん食べ
たくさん話し
たくさん遊ぶ

厚みが増した雲を恨めしく後片付けをしだすけど
炎がまだまだくすぶってるから帰れない
火がなくなってくるとすぐに身体が冷えてきた
でももうちょっとだけ
ふと空を見ればない
雲がないうえに
さっきより断然に星が近い
って言ってたら流れた
あまた流れた
もっと暗い所で
川原に寝転んで待つ
寝てた奴も起きたとこに
東の空
予想の鉄塔より少し右の方で
はっきりと
大きな
ほうき星ひゅるん





な

夜の話













ゆらめき　IN THE AIRなう

THE TIMERS

今年もあとちょっと。
あまりにも季節が巡るのがはやすぎる気がする。

なんて考えてたけど、
sunuiで読んだブログにこんなことが書いてあった。


夏がいつのまにか終わったことと
冬みたいに寒い日があったことと
台風で落ち葉の季節を飛び越えて
空がまる見えなこと


いろんな理由はあるけれど


ちゃんと１２ヶ月あって、いろいろありました。





こんなとき、
でたらめではあるけれど、
なんかしら書き残してるのはいいことかも。
今年のできごとを振り返ってみよう。
早いなんていいながら、
いろんなことして、
いろんなこと考えてたはず。

来年に向けてじっくり今年を吟味してみよう。



時間をもっと丁寧に使いたいな。

D4C

「男が女に惹かれる基準だが
　あるいは女が男に惹かれる基準だが
　愛だとか愛してないだとか
　好きだとか嫌いだとかそんなんじゃあない
　『吉』であるかどうかだ
　自分にとってその男が
　あるいは女が『吉』であるかどうかなのだ」

第２３代アメリカ合衆国大統領 ファニー・ヴァレンタイン




恋愛なんかに限らずいろんな人間関係
道徳や倫理観や常識っていう大前提ありきで
してたはず
目に見えないけどみんなが持っている共通意識
その意識がいろんなところでれてきてるのにもかかわらず
幻想的共通意識下で話したり
マスが作ってしまったマニュアルの中で話すから
のちのち辻褄があわなくなるんじゃない
ほんとの伝えたいことは隠されてる
いつも

なので最近
超めんどくさいけど
真剣に話してるときは
大前提から話し始めます
めんどくさいけど
そんな感じです

愛しているという思考を挟む余地のないポジティブな記号より
ヴァレンタインの言う『吉』の響き
太古からあるようでいて今っぽい
媚びてない感じ

ふと
そんな恋愛がスタンダードになればいいのになと
恋愛不適合者は夢想する
誰かが誰かを所有したりできないんだし
主導権争いに終始するのならいらないし
かのＣ級コピーライターは
両想いも片想いがたまたま向き合った状態って書いてたし


君が僕の吉であってくれるなら
それはもうそれだけですごい嬉しい事なんだって思う


あ
タイトルとまったく関係なくなった

D4Cはヴァレンタインのスタンド能力

Dirty Deeds Done Dirt Cheap
いともたやすくおこなわれる行われるえげつない行為


内容と全然違うし
ごめんなさい
















ウかんむりにナムさんと行った喫茶店がすげーいい空間。
堂真という蕎麦屋の隣。
なんか船の食堂とか電車の食堂車に居る感じ。
旅の途中な感じ。
気だるい、でもわくわくな感じ。
しかも店内はすごい落ち着いてて。
暗くなるまでまったりしました。





てか忘れてた。
この更新は、

禁煙宣言をするための、
更新だった。

タバコ、辞めたくない！
けどまーぼちぼちやります。

民主党のせいではないです。

十七夜待。

話していると、ふと、
なんて暗い、
なんておもしろみのない、
生産性のない話しかできないんだろう、自分はと思う。
いつもではないんだけれどさ。
ある条件を満たすと、
自分から漏れ出てくる言葉が、
呪いの呪文のようになってしまう。
そうして話終えたあとはだいたい、
無力感に呆然としているか、
話し相手の心の体力を疲弊させているか。

望んで話したい訳じゃ絶対ないんだって。
できることなら、
そんな言葉は頭のすみのほうへ追いやって、
話したい事だけを話したい。



緑に黄色の水玉模様な柚子の木や
サクサクフレークみたいな落ち葉とか
部屋から出ると中華料理屋みたいな匂いがすることや
履いた靴下の中にアマガエルがいたこととか
あの歌詞のあのフレーズにどうしようもなく反応すること
いつのことだかわからない記憶のことや
今どんな風な気持ちなのかとか
言葉のこととか
死ぬ事とか
生きていくことだとか

沈黙のことだとか

を話したいんだ
ほんとはね



この頃は素直に話せることが増えてきた。
できるだけ条件を揃えないように、
減らせるようになってきたからかな。



ここ一、二週間ですごいたくさん人に会って、
連絡もらって、
不思議な気持ち。
半分不安半分ほくほくです。
あ、
なんかやっぱり、
今はタイミングなんだって気がしてきた。






小豆島の友達と話したのと
河瀬直美の七夜待って映画を見て
そんな風に思ったのでした。







十七日は獅子座流星群。

僕らは知っている、なのになのに留まるのはなぜだ。

じゃあどこへ向かえというのだろう。
頭の中で鳴る不快なな音が道標でありますように。
決して当たり前の物になりませんように。


余談。
プルサーマル発電が佐賀県で始まった。
良いのか悪いのか。
どうしようもなく情報が交錯しまくって決められない。
そもそも、何をそんなに敏感に知ろうとしていたんだろう。
佐賀で事故があれば被爆し、事故がなければ気にもとめず、
世界のどこかで事故があればその日のニュースで、少し思いを馳せるだけの事。
知っているだけではどうしようもない。
立場を与えられなければ何かを語ることなんてできないんじゃないのか。



経験や知識が増えるだけ世界が広くなると思いきや、
世界はより鋭角に、狭小で。
否。
世界ではなく、社会というのが正確かな。

望むなら、
やっぱり世界はどこまでも広い。
広いと可能性はイコールではないけれど、
広いと楽しいはイコールのような気がする。
というか、
であって欲しいと願わずにはいられない。





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今はRe:Folklore


強い台風の　去ってった夜に　高いビルの上から　街を眺めてた
風はまだすこし　移り気で　去り際のタイミングを　つかみ損ねてる

隣の住宅のネオンが　陽炎のように　揺らいでた
こんな景色　見たことない　見慣れていたのに

何かが変わってゆくような　そんな気がした　あと少しで
何事もなく消えてゆく　６月６号　あと少しで　あと少しで

最終電車の低いアナウンスが　いつもよりも　透き通って聞こえる
このままでは　またいつものように　ずっと空を　ぼんやり眺めているだけ

すこし瞼　重くなって　ゆっくりと目を閉じてみる
遠くで君の声がした　そろそろ行かなきゃ

気圧の谷を飛び越えた　そんな気がした　あと少しで
気持ちがすっと軽くなる　そんな気分さ　あと少しで　あと少しで
何かが変わってゆくような　そんな気がした　あと少しで
何事もなく消えてゆく　６月６号　あと少しで　あと少しで

時計の針が２時を指す　気がつけば　もう　あと少しで
気持ちがすっと軽くなる　そんな気分さ　あと少しで　あと少しで

強い台風の　去ってった夜に　高いビルの上から　街を眺めてた
僕はまだすこし　移り気で　去り際のタイミングを　つかみ損ねてる

小さな侵入者。

家に帰ると猫が三匹。
さー風呂洗って、もらった今日獲れたての鹿の肉を下ごしらえ。
なんかおかしい。
猫が三匹。
あーとうとう頭おかしくなったんだ。
と思って改めて一匹づつ見て行くと、
全く見知らぬ奴がいた。
ネズミ色に少しシマシマ。
目が合った瞬間、猛ダッシュで窓の方へ。
おまえらなんかリアクションしろよ。
と家猫に毒づきながら窓の方へ行くと、
網戸がぼっこり破れて大穴。

おそらく、
網戸を挟んでネコパンチ。
お、なんか破れてもた。
じゃ、お邪魔しまーす。
な感じ。

あーびっくりした、心臓に悪い。


AFNICA／saving grace

save遺伝子

高松Baptize閉店するそう。
すぐにではないらしいいけど、
今シーズンを終わったらと言ってた。
こないだ遊びに行ったときに話してた内容が、
やめる理由の大部分を占めてるらしい。

不況の煽りを受けながらでも、細々とは食ってはいけてた。
でも商品が売れるのはほとんどがインターネットで、
この一年で店舗から客足がかなり減ったらしいし、
でも売り上げはそこまで変わらなかったらしい。
店舗の意味、お客さんとの会話、いろいろ考えたみたい。

あと取り扱っている物が変に時代にリンクしたっつうか、
はやっちゃったんだろな。
秋冬物は入荷が遅れに遅れて、
ビームスにまでマッシュが置いてあったり、
検索すれば知らないお店がめっちゃ増えてるし。

若い世代は店主にすればもう二世代ぐらい下で、
よくわからないらしいし。
俺もよくわからんというか、接点すらない。
たまに関わることがあっても、まともに話すらできない。
会話が成り立たない訳ではなくて、なんか機械と喋ってるような感じ。
俺らの世代と平成生まれでものすごいなんか変わった。
んにゃ、変わっているのかどうかもわかんない。

都市部に人口が集中するのも、
小さいお店が楽天にあつまるのも、
セレクトショップにいろんなジャンルが集まるのも、
個人の趣味や好みが細分化していくのも、
若い世代のディスコミニュケーションも、
なにもかもがこんがらがりあって、
複雑そうに思える。
でも単純に遺伝子の意志なのだろう。
どうなるかなんてなってみないとわからんわけで。

システムとしては一極集中、便利やし、理にかなってる。
んで世界が淀まないように、個人の意志は細分化され、自由。
なんかでもどっちも違う。
っつうか、ただそんな世界の流れに順応できなかっただけだけど。
古い世代だと言われることに覚悟はできた。
古いものが醜悪なのは何かに固執しはじめるから。
ゆっくりでもいいから、
もう少しでも望む方へ。
古い世代だと思うからこそ、
この遺伝子を望む方へ。
古くても循環してれば大丈夫。
まだまだ長持ちさせないと。
ぬーべるばーぐ。
よせてはかえす。

波待ち波待ち。







Cro-magnon／TOKYO TIMES feat.三宅洋平


てなことを、昨日気になりすぎてゴーストインザシェルとイノセンスを飛ばし飛ばし見て、
見終わったあとしばらく流星群を探しながら考えたのです。

魂の入れ物。

http://www.youtube.com/watch?v=4Pr5hFxubaw&feature=channel

ninjablogはなぜYOUTUBEとリンクしてないの。

はじめてきちんと人形浄瑠璃を見た。
予想以上におもしろく、
そのうち夢中になって見てたら、
ゴーストインザシェルのことを無意識に考えてて。
イタイ子です。

ＵＡすげーよかった。


今日はオリオン座流星群。