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目が醒めてもまだ雨が降っていた。
使い古された言葉を借りるなら、バケツをひっくり返したような。
もともと雨は嫌いではないけれど、こんな嵐ならわくわくする。
昨日の後輩とのジブリの食べるシーンを思い出してお腹が鳴る。
どうせ仕事に行けるはずもないし、おいしそうな朝食を食べてやろう。
母親は既に起きていて、天気予報を見ている。
県境の道はもう通行止めになっていて、この地域の雨量はものすごいことになってるらしい。
ふーん。と思いながら冷蔵庫を開けるとイメージにぴったりの厚切りベーコン。
それから卵を二つ。
フライパンを温めて油をひいて、薄切りの食パンにピザソース。
それからまた冷蔵庫に顔を突っ込んでチーズとタマネギ、ピーマンを発見。
ベーコンをフライパンに乗せて卵を割る。
一人でハウルが作ってくれそうだなあなんてにやにやしながら、タマネギとピーマンを切る。
パンの上にチーズと野菜をのっけてオーブントースターへ。
相方がコーヒーを入れてくれる間にタバスコを取ってくる。
コーヒーと同時にキュウリの輪切りが出てくる。
主婦はこういう所が凄いと思いながら、我が力作の朝食を食べる。
新聞を拾い読みながらテレビの大雨情報を盗み見ながらベーコンにかぶりつく。
厚いベーコンは美味い。すごい旨い。
この世にある保存食のいまんところの揺るぎない一位だ。
ハムやソーセージなんかはだめだ。
ベーコンだ。
お腹もいっぱいになり、コーヒーにも恵まれ、
さて久しぶりに何もしないでもいい休日だ。
家の外は全部、池になってるし。
そういえば、今日はチェブラーシカ、放送する日。
新聞。九時から。あと十五分。
とりあえずタバコを一本。
窓の外、大雨の落ちるのを見ながら二本目。
こんな大雨を見る度に、映画やドラマの雨がよくできてることに感心する。
だってぼくは正体不明だもん。
チェブラーシカはなんだ。
ずっと猿だと思っていたけれど違うらしい。
なにがこの作品の魅力なのかまったくわからないけれど、
最後まで見てしまった。しかも楽しんで。
んー音楽も好みでワニのゲーナの弾くアコーディオンも魅力の一つ。
チェブラーシカの変な動きや諦めがちな性格もかわいらしい。
部屋に戻るとまったくすることがなくなった。
雨は相変わらずの勢いで、いや朝以上に強く窓を叩いてる。
風景が霞んで見える。
とりあえずタバコに火をつけて一番近くにある本を開いてみる。
ああ読みかけの本だ。
ならこれを読むとういうことをしようか。
いとうせいこうのブログで見つけた自由律俳句集。
「カキフライが無いなら来なかった」せきしろ×又吉直樹
自由だ。
もう俳句ですらない。
いや絶対に俳句じゃない。
でも、鋭い。
切れ味が鋭い句が結構ある。
いとうせいこうもブログに転載していたけど、
ホームレスと猫が睨みあって雷鳴
間のコラムのようなものもとてもおもしろい。
そのまま一気に読んでしまい、昼。
朝ご飯をしっかり食べ過ぎていたからお腹はまったく空いていないものの、
手持ち無沙汰なのでレトルトカレーを温める。
雨は少し小降りになっていた。
朝からテレビは酒井法子容疑者の話題で終始している。
そうだ。
「命の食べ方」を録画してほっておいたのを見よう。
思ったより残酷ではなく。
なんというか、感心する。
このオートメーション化で人口が集中する都市にも食料が行き渡っている。
地産地消を文字通りすれば大都市の人達は餓死してしまうと誰かが言ってた。
正解はどこにあるのか。
俺自身の心はといえばやっぱり地消したい。
でもこの地域で消費した自分のお金が、
ヴィトンに変わったり、スロットマシンに吸い込まれたりするのはおもしろくない。
できるだけ同じような消費のサイクルをする誰かに。
と思ってみたりする、労働者の食事のシーン。
あとはベタに食わないと生きていけないんだって思う。
命の終わりを食べて命を存続させている。
命が終わるまでずっと。
俺の終わりを食べてくれる何かはいるかなあ。
死ぬときはジャングルで死のうか。
見終われば雨はあがり、何気なく外へ。
雨は通り過ぎたけど、空は雲、湿度の怪物。
きしんを外に連れ出していつもの道を歩く。
堤防に出る。
今まで見てきた川、どのときよりも疾く、高く濁っている。
まさに氾濫一歩手前。
いつか下ったメコンみたいな色。
なつかしくて、しばらく見ていたら犬に引っ張られて家路へ。
家に帰ると東町地区の避難勧告が解除されたとの放送。
あ避難してたんだ。
あの水位だもん。また我が町のホームセンターは水浸しだろうなあ。
雨も去り、台風が近づいてきてはいるけど、気分も落ち着いているし。
なにをしようか。
パソコンの電源を入れ、ほぼ日コンテンツ松原耕二の僕は見ておこう。を読む。
政治から映画、舞台いろんな話題が豊富なコラム。
RENTについての記事がおもしろかった。
前から見たかったけどもっと見たくなった。
ほんとにできれば舞台で見てみたいなー。
ミュージカルが結構好きだという、あんまり人には言ってないこと。
そのままキャピタルのホームページへ飛び、
秋冬のカタログがやっぱり見たいなあと思いながら、
オニツカタイガーのホームページへ。
モンテポカラっていう靴がとてもかっこいいのだ。
夜、後輩が浴衣を返しにやってきた。
台風の影響かまた雨が降り出していた。
間を置かず何度か言われたことは、
きちんと受け止めて考えて、
行動に移そうとここ何年かやってきた。
またもやだ。
しかも厄介だ。
仕事場の今の状況をどうにかしてくれ。
俺にしかできない。
考える。
まじでめんどくさい。
でも自分で決めたこと。
違う人間から二日続けて同じ話。
どうにかできるかなあ。
後輩を帰し、
しばらく寝れず、考えながら目を瞑る。
小雨の心地いい音を聞きながら。
終わり。
ミスチル/彩り
風の谷のナウシカ/二巻
戦場がいつも自分の国の外にあると思うのは間違いだ
使い古された言葉を借りるなら、バケツをひっくり返したような。
もともと雨は嫌いではないけれど、こんな嵐ならわくわくする。
昨日の後輩とのジブリの食べるシーンを思い出してお腹が鳴る。
どうせ仕事に行けるはずもないし、おいしそうな朝食を食べてやろう。
母親は既に起きていて、天気予報を見ている。
県境の道はもう通行止めになっていて、この地域の雨量はものすごいことになってるらしい。
ふーん。と思いながら冷蔵庫を開けるとイメージにぴったりの厚切りベーコン。
それから卵を二つ。
フライパンを温めて油をひいて、薄切りの食パンにピザソース。
それからまた冷蔵庫に顔を突っ込んでチーズとタマネギ、ピーマンを発見。
ベーコンをフライパンに乗せて卵を割る。
一人でハウルが作ってくれそうだなあなんてにやにやしながら、タマネギとピーマンを切る。
パンの上にチーズと野菜をのっけてオーブントースターへ。
相方がコーヒーを入れてくれる間にタバスコを取ってくる。
コーヒーと同時にキュウリの輪切りが出てくる。
主婦はこういう所が凄いと思いながら、我が力作の朝食を食べる。
新聞を拾い読みながらテレビの大雨情報を盗み見ながらベーコンにかぶりつく。
厚いベーコンは美味い。すごい旨い。
この世にある保存食のいまんところの揺るぎない一位だ。
ハムやソーセージなんかはだめだ。
ベーコンだ。
お腹もいっぱいになり、コーヒーにも恵まれ、
さて久しぶりに何もしないでもいい休日だ。
家の外は全部、池になってるし。
そういえば、今日はチェブラーシカ、放送する日。
新聞。九時から。あと十五分。
とりあえずタバコを一本。
窓の外、大雨の落ちるのを見ながら二本目。
こんな大雨を見る度に、映画やドラマの雨がよくできてることに感心する。
だってぼくは正体不明だもん。
チェブラーシカはなんだ。
ずっと猿だと思っていたけれど違うらしい。
なにがこの作品の魅力なのかまったくわからないけれど、
最後まで見てしまった。しかも楽しんで。
んー音楽も好みでワニのゲーナの弾くアコーディオンも魅力の一つ。
チェブラーシカの変な動きや諦めがちな性格もかわいらしい。
部屋に戻るとまったくすることがなくなった。
雨は相変わらずの勢いで、いや朝以上に強く窓を叩いてる。
風景が霞んで見える。
とりあえずタバコに火をつけて一番近くにある本を開いてみる。
ああ読みかけの本だ。
ならこれを読むとういうことをしようか。
いとうせいこうのブログで見つけた自由律俳句集。
「カキフライが無いなら来なかった」せきしろ×又吉直樹
自由だ。
もう俳句ですらない。
いや絶対に俳句じゃない。
でも、鋭い。
切れ味が鋭い句が結構ある。
いとうせいこうもブログに転載していたけど、
ホームレスと猫が睨みあって雷鳴
間のコラムのようなものもとてもおもしろい。
そのまま一気に読んでしまい、昼。
朝ご飯をしっかり食べ過ぎていたからお腹はまったく空いていないものの、
手持ち無沙汰なのでレトルトカレーを温める。
雨は少し小降りになっていた。
朝からテレビは酒井法子容疑者の話題で終始している。
そうだ。
「命の食べ方」を録画してほっておいたのを見よう。
思ったより残酷ではなく。
なんというか、感心する。
このオートメーション化で人口が集中する都市にも食料が行き渡っている。
地産地消を文字通りすれば大都市の人達は餓死してしまうと誰かが言ってた。
正解はどこにあるのか。
俺自身の心はといえばやっぱり地消したい。
でもこの地域で消費した自分のお金が、
ヴィトンに変わったり、スロットマシンに吸い込まれたりするのはおもしろくない。
できるだけ同じような消費のサイクルをする誰かに。
と思ってみたりする、労働者の食事のシーン。
あとはベタに食わないと生きていけないんだって思う。
命の終わりを食べて命を存続させている。
命が終わるまでずっと。
俺の終わりを食べてくれる何かはいるかなあ。
死ぬときはジャングルで死のうか。
見終われば雨はあがり、何気なく外へ。
雨は通り過ぎたけど、空は雲、湿度の怪物。
きしんを外に連れ出していつもの道を歩く。
堤防に出る。
今まで見てきた川、どのときよりも疾く、高く濁っている。
まさに氾濫一歩手前。
いつか下ったメコンみたいな色。
なつかしくて、しばらく見ていたら犬に引っ張られて家路へ。
家に帰ると東町地区の避難勧告が解除されたとの放送。
あ避難してたんだ。
あの水位だもん。また我が町のホームセンターは水浸しだろうなあ。
雨も去り、台風が近づいてきてはいるけど、気分も落ち着いているし。
なにをしようか。
パソコンの電源を入れ、ほぼ日コンテンツ松原耕二の僕は見ておこう。を読む。
政治から映画、舞台いろんな話題が豊富なコラム。
RENTについての記事がおもしろかった。
前から見たかったけどもっと見たくなった。
ほんとにできれば舞台で見てみたいなー。
ミュージカルが結構好きだという、あんまり人には言ってないこと。
そのままキャピタルのホームページへ飛び、
秋冬のカタログがやっぱり見たいなあと思いながら、
オニツカタイガーのホームページへ。
モンテポカラっていう靴がとてもかっこいいのだ。
夜、後輩が浴衣を返しにやってきた。
台風の影響かまた雨が降り出していた。
間を置かず何度か言われたことは、
きちんと受け止めて考えて、
行動に移そうとここ何年かやってきた。
またもやだ。
しかも厄介だ。
仕事場の今の状況をどうにかしてくれ。
俺にしかできない。
考える。
まじでめんどくさい。
でも自分で決めたこと。
違う人間から二日続けて同じ話。
どうにかできるかなあ。
後輩を帰し、
しばらく寝れず、考えながら目を瞑る。
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プロフィール
HN:
repibes a.k.a psychic*dub*forestman
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/06/22
職業:
山子
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