バベルの塔

うろ覚えだけど
聖書によれば
人は神様に近づこうと
天に届く塔を建てようとした
でも神様は怒って
稲妻落として塔を壊した
ついでに罰として
みんなそれぞれ違う言葉を喋るようになったとさ

多様化する現代
なんとなくバベルに通じるもんがあるなぁと妄想中
インターネットの普及
たくさんの情報が溢れ
民主主義の名の下
みなそれぞれ自由に
たくさんの情報の中から
自分にとっていいものを選りすぐって生きてる
物が
情報が
氾濫する反面
人はみな共通の言語をなくし始めてる

ウナムとよく
自我を固めては溶かしを
繰り返していくことで
成長していくんじゃない
っていう話をよくしてたけど
最近実感してる
どんなに吸っても
どんなに旅立っても
どんなに尊敬できる人に出会っても
溶けはする
でも全部じゃない
どんなに熱しても
絶対に溶けない少しの塊ができた
あいごっとあいでんてぃてぃ
なんじゃないだろか
んな大袈裟なことじゃないんだけど
でも
なんか自分自身に拠り所があった
それを確認できただけで
すごいありがたい
また歩き出せる

でもその拠り所がまさに共通言語ではないってことも
充分学んできた
この場所に暮らすのなら尚更だと思う
とりあえず
今持ってる拠り所
今譲れないもの以外は
全部譲っていこうって思ってます

さー二十代も後半戦だ

なうぷれいんぐ＊＊＊CALM／Listen to My Heartbeat