未知との遭遇

火曜日の夜
なかなか寝れなくて
うとうとしかけたときに
見た
鮮烈な夢
母と兄と蕎麦屋で
昼御飯を食べようと
メニューを見てたら
兄がこの店はラーメンが
めっちゃ旨いと言う
なんでラーメン頼もうかと
店員さんを呼ぼうとしたとき
空が輝きはじめ
すぐに何も見えない
真っ白な世界になった
ああ原子爆弾が落ちてきたんだな
って思ったら目が覚めた

気持ち悪いな～と思ってたら地震が来て
ほんま気持ち悪くなって明け方まで寝れなくなって
また朝方少し寝たときに
光に包まれたところから
続きを見た
光は巨大な円盤形ＵＦＯだった



っていう話はどうでもよくて

睡眠不足の身体をひきずって
なんか気持ちもふわふわなまま
スペアザのアイドルが頭の中で鳴りながら
仕事中に派手にこけました
そして今は日赤病院の七階におるわけです
人生初の入院でした

ああ
ほんまになんにせよ
自分の身に降りかからないと
なんもわからんのんですね
改めて

今まで消費してきた知識なんつうものは痛みの前では何の役にもたちませんでした
やーよわっちぃもんですわ
自分なんつうもんわ

親父に言ってきた無責任なことばを撤回したい
後悔ではないけれど
あのときはああ言うしかできなかったんだけど

でも人の痛み
身体
心
にかかわらず
もっと想像するべきだった
想像なんかでは追いつかないって気づくべきだった
自分は無知だと認めるべきだった
なんだかんだで
人は体験したことしか語れないんだ
いや
俺は体験したことしか語れないです
俺が知識だけで適当言ってるときは無視ってください




あれだけかき集めた
死
に関する
知識
なんて
物理的な
痛みに対しては
これっぽっちも
役にたたね～んだなあ

肋骨おれただけで
死にたくね～
とか
思っちゃった(-_-#)


とりまえず明日退院です




隠れてタバコ吸ってこよう